第53回 バイオeカフェ予告
毎日暑い日が続いておりますが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。
筑波大学は現在夏休み真っただ中です♥
さて、しばらくホームページの更新がおざなりになってしまっていましたが...いよいよ9月の第53回カフェも近づいてきております。次回カフェは1ヶ月半ほど前から、新スタッフの1年生プロデューサーを中心に日々準備が進められてきました★
第53回バイオeカフェは『生き物とのつきあい方〜ヒヌマイトトンボの保全生態学〜』と題して筑波大学大学院生命環境科学研究科持続環境学専攻の渡辺守先生をお招きし、ヒヌマイトトンボの保全に関するお話をしていただく予定です。
ヒヌマイトトンボはレッドデータブックにおいて「危急的な保護」を必要とする絶滅危惧�類に指定されており、きわめて絶滅する可能性が高いと考えられています。また、このトンボは汽水域のヨシ原という特殊な環境でのみ生息する珍しい種類です。カフェでお話をして下さる渡辺守教授は三重県伊勢市にある宮川浄化センターに隣接する水路で発見されたヒヌマイトトンボの保全事業のための調査を行われてきました。そして、その調査をもとに渡辺教授は保護ゾーンの設置を指導し、7万頭を超えるヒヌマイトトンボが生息する国内最大級の保全成功地を作り出しました。
昨年は生物多様性年とされ、生物多様性の維持などに大変注目が集まりましたが、ある種を保全していくという小さな小さな積み重ねが生物多様性を維持していくにあたってとても大切なのですね。
日時は9月11日(日)15:00〜17:00。
会場つくばサイエンスインフォメーションセンターにて行われます。
詳細はhttp://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/2117/007622.html をご覧ください。
参加費はドリンク代として100円をいただいております。(ドーナツつき)
今回は小・中・高生の方々により多く来ていただけるよう休日の午後に開催することとなりました。大人の方ももちろん学生の方もぜひ科学に関する話題を肩の凝らない雰囲気の中で気軽に話しましょう。
皆さんのお越しをぜひお待ちしております。
また、現在同時進行で学園祭(雙峰祭)の特別編カフェの準備も行っています。そちらもぜひお楽しみに*